日本サッカー協会(JFA)のロゴに描かれている「八咫烏(やたがらす)」には、しっかりとした歴史的・神話的な意味があります。

神話の中の導きの鳥

「八咫烏」は、日本神話に登場する三本足のカラス。『日本書紀』などによると、神武天皇(初代天皇)を熊野から大和への道案内をした神の使いとされています。
つまり、「正しい道に導く存在」という意味合いが強いのです。

サッカーは、戦術やチームプレー、進むべき「道筋」が重要なスポーツなので、そのため、「チームを導く存在」「勝利へ導く象徴」として、八咫烏がシンボルに選ばれました。
1931年に制定された初代のエンブレムから八咫烏が使用されています。

現在のロゴはスタイリッシュにアレンジされているけど、中央の黒いカラスが八咫烏で、三本足がちゃんと描かれています。
やたがらすは3本足、ボールの扱いが上手そうですね。

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